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2008/01/09

40代の不妊治療(子宮にトラブルがある場合)

 ここ数年、40台での妊娠希望の方が多く、なかなか大変だなあと実感していま
す。

 女性の場合、妊娠を考えると、35歳というのはひとつの境界です。
 これ以上の年齢、とくに40代の方の不妊治療をみていると、IVF-ET(体外受精ー
胚移植)をするにせよ、とにかくきついなという感じです。

IVF-ETの方々とおついきあいしていて、なかなか優良な卵とめぐり合わないという
お話を伺います。確かに、年齢的に40代の卵の状態は個人差はあるものの厳しいです。

たとえば、まあ単なる私のイメージなのですが、
1年で13回の排卵があるとして、優良な卵子が排卵される確立は
 
 30歳ぐらいならば、10個
 35歳ぐらいならば 5個
 40歳過ぎだと  2、3個
 42歳ぐらいだと 1,2個

ぐらいのイメージかなと思います。
当然個人差はありますが。
だから、空砲だった、受精しなかったということが続いても、ある程度までは
普通のことなんだとあまり一喜一憂しないでいただいたほうがいいかなと思います。


その上に、子宮にトラブルがあると、うーーんと考えてしまうことも多いでしょう。

私は、UAEという子宮筋腫の動脈塞栓術というカテーテル治療で子宮温存の
筋腫手術をしました。この手術は基本的には妊娠の希望がある方にはおこないません。
子宮は温存されるといっても、子宮性無月経や卵巣への負担というリスクがあるからです。
それでも、事情によっては、UAEを選ぶ場合もあるでしょう。
 
 体験者として思うことなのですが、UAEは受けた直後の器質的なダメージですぐに
閉経状態の卵巣になったり、子宮の状態が悪くなることをのぞいても、UAE自体の子宮
卵巣にあたえるダメージというのはあって、子宮卵巣年齢プラス3から5歳ぐらいなのかなと。

 そこで、ひとつ作戦。

 40歳、不妊、IVF-ETまで考えている。子宮筋腫が手術など不適応で子宮を残
すにはUAEしかないと。

 この場合だったら、まず、UAEを受ける前に採卵してもらい、初期胚や胚盤
胞などの形で凍結。UAEののち子宮に戻すということをするといいのかなあな
どと夢想しています。

 なにもなくても、40代の不妊治療は大変。ましてや子宮にトラブルがあってと
いう場合は、時間との兼ね合いで、急げ急げ。私の提案は、かなり金銭的にも負
担が大きく、これをすれば必ず上手くいくという話でもありません。ただ、もし、
厳しい中でどうしようかと迷っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、ご参
考まで。

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